☆3月は8年前の東日本大震災を忘れられない月です。
国の復興期間が終わる10年もあと少しですが、未だに約5万2千人の方々が避難生活を余儀なくされており、復興というにはまだまだほど遠い感じがします。
しかし、問題なのは復興住宅にお住いの高齢者の孤独死で前年比で2割も増えている現状です。知らないところに引越してコミュニティーがないのが原因と思われますが、時間とお金をかければいつか終わる公共事業と違って終わりがありません。
また、被災地では人口減も重なり産業の担い手がおらず衰退が進んでいる現状でもあり、これは実のところ超高齢化社会に向かっている日本全国的な問題で年々深刻になってきています。
ぼくたちは時間と共に被災した事が脳裏から離れ、被災地から学ぶ事を忘れてしまってはいないでしょうか。
「忙しい」や「忘れる」は心を亡くすと書きます。日々の忙しさで8年前の出来事を忘れる事なく復興を考え、当たる事こそが日本そのものの問題解決の糸口になるのではないかと思います。
そう考えると地域密着の仕事をしているぼくたち新聞販売店の使命は大きいです。
亡くなられたり行方不明になられている大勢の方の無念を偲び黙とうを捧げます。

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